Z1000 VTR1000のアッパーカウル取付!
今回も業者からの依頼で、
仲の良いバイク屋さんからZ1000にVTR1000のアッパーカウルを付けて欲しいと
連絡が有り、全然想像が出来なかったので、
『ほんまに付くの?』と不安になりながらも、
よくよく考えたら小加工で付くなら当店に依頼はしてこないわなっと思い、
引き受けました。
現車とステー製作用のカウルを持ってきてもらいました。
(本番用?カウルは後日持ってきてもらいます。)
取付にあたっては出来るだけフレームには加工などはしたく無かったのですが、
あまりに取付箇所がないので、カラーを3箇所だけ溶接をします。
そしてそれに合わせてカラーを旋盤で作ります。
次にVTRのカウルステーに合う様に、フライスでステーを作ります。
位置合わせをするのに、1人では無理そうなので、
依頼先のバイク屋さんに営業時間が終わってから来店してもらい、
位置合わせ後に丸棒を曲げ、カラーに溶接します。
これでベースになるステーの出来上がりです。
このまま仮組みで車体に取り付けてみたら、さすがに現物合わせ!
ちゃんと取付出来ました。
(ちなみに本番用のカウルで、カウル側には小加工しています。)
取り付けてみたら、他車種とは思えないぐらい違和感がないです・・・
問題が無さそうなので、その他のステーも現物合わせで作っていきます。
格好良く肉抜きでもと考えたのですが、失敗する自信があったので、
フレーム色に合わせて、無難に艶消しブラックで塗装しました。
左側は取付部の幅があまり無かったのでステーを曲げて作るのが難しかったので、
削り出して作ってみたのですが、やはりセンスがなくイマイチ格好良くないです
右側は取付部の幅に余裕があるので、無難の曲げて作りました。。。
本番用のカウルが取付出来たので、その状態のままメーターの取付ステーを作ります。
こちらも無難に艶消しブラックで塗装をしてます。
何故かタコメーターが8,000rpmのとこで止まってます・・・
すべてのステーが出来たので、メインステーに補強を入れて磨いて
取付関連は終了です!
(こちら側はフレーム番号が確認出来る様に大きくカットしています。)
3次元で曲げての形合わせは、心が折れそうなぐらい大変でした・・・
これで本当に問題ないか再度確認をして問題がないのでカウルの塗装をします。
先方からはウインカーの取付部は無くして欲しいとのことで、
裏から樹脂とエポキシで補強をしてパテでウインカーの穴を埋めます。
塗装の内容は写真を撮ってないので省略します。
ちなみにライムグリーンを塗ったら靴もライムグリーンになりました
今年の流行の靴の色です・・・・・・嘘です
塗装後に磨いて取付てみたら、本当にこんなバイクがありそうなぐらい
違和感がない組み合わせです。
ヘッドライトやスクリーンは先方が取付けるとの事で当店の仕事は、
これで終了です。