CB400SF マフラー中間パイプ制作!
今回はブログを見て来店された一見のお客様で、
年式の違うエキパイを中古で購入したけど、
エキパイとサイレンサーまでの中間パイプが無く、
取付が出来ないとのことで依頼をして頂きました。
いきなり写真を撮り忘れましたが、
エキパイ部の差し込み口が55φ(だったと思います・・・)
サイレンサーの差し込み口が45φで、
多少の曲げ加工が必要です。
素材をステンレスで制作するに辺り、
外径45φのSUS304パイプを小口で販売してくれている
業者様から仕入れます。
内径が55φのステンレスパイプは規格で無いみたいなので、
エキパイ側の差し込み部は板から作ります。
まずは寸法を測り、在庫しているステンレス板から切り出し、
パイプ状にして差し込み確認後に溶接をしてます。
次に45φのパイプに合う様にプレス加工をします。
寸法を合わせて溶接をします。
溶接焼けは熱い内でしたら簡単に取れるので、
撮影前にワイヤーブラシでとってしまってます。
この後磨いて傷を消します。
これで差し込み口が出来たので、
次にパイプを曲げて位置合わせをします。
と言ったものの、当店のバーナーでは火力が弱く熱量が足りないので、
45φのステンレスパイプが曲がらない為、
通称『エビ管』と言われる、パイプを少しずつ角度を変え
溶接で繋いでいきます。
輪切り部分は仮溶接で止めて、
サイレンサーまで続くパイプ部はテープで固定をして、
サイレンサーの角度を確認をします。
この状態のまま、お客様にメールにて写真を送り、
角度などの確認をしてから、
了解を得て、溶接をしていきます。
写真で見ると曲げ角度がスムーズではなかったです・・・
次にサイレンサーの差し込み部のストッパーを作り、
固定箇所を確認後に溶接で固定します。
そして、最後に固定用のステーを切り出し、
位置合わせをしながら形を作り、
制作した中間パイプに溶接します。
スプリングのフックは必要ないとのことで、
後は綺麗に脱脂後にエンジンを始動して
最終確認をして作業は終了です。
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