ズーマー リアフレーム加工!
先日、当店のブログを見て電話をして下さった方で、
ズーマーにグランドアクシスのエンジンを積む為に、
プレートを作製して溶接をして欲しいという依頼があり、
どの様にしたら良いかも分からないし、出来るかどうかは分からないので
一度来店して頂きました。
どの様にするかお聞きしたところ、
誰かがされているのをインターネットで見つけて、それをプリントアウトして
持ってきてくださり確認をして、同じ寸法と位置に出来るかは分からないけど、
出来る限り同じ様に作る事を伝え引き受けました。
まず持ってきて頂いたプリントアウトして頂いている写真と
(写真に書いている数値は当店で書きました。)
現物の寸法を計り、比率計算をして数値を出します。
絵心は全く無いので下手くそな図ですが、寸法が分かれば良いので・・・
ここから型紙でプレート部の形うぃを作って、
この型紙を元に厚板をプラズマカッターで大まかに切断して整形して、
サンドブラストで鉄板についていた塗料や汚れを落します。
折角綺麗にしても、手が汚れていたので汚くなったます
この後、お客様から右に2.5mmずらして欲しいとの事で、
そうすることで、丸いフレームに取り付けるには
左右で高さが変わってしまうので、高さを合わせるのに、
①プレートを削り過ぎない様に少し削る。
②位置合わせをする。
③フレームのセンターから2.5mm右にずれているか寸法を計る。
④フレームに対して水平になっているか計る。
これで駄目なら①からやり直して、キッチリと寸法が出るまでやります。
寸法が出れば、エンジンハンガーを冶具代わりにして仮溶接をして
この状態で、もう一度寸法と水平になっているか測定して、
問題がないので、本溶接をします。
溶接面はアンダーカット気味でしたので、2層で溶接しました。
2層目は汚い溶接になりました
いつ溶接しても綺麗に出来る様に頑張って練習しないと・・・です。
裏側は補強として溶接しました。
最後に歪みなどで寸法が狂っていてはいけないので、
もう一度寸法と水平を計り問題は無さそうでした。
出来上がりの写真を撮り忘れましたが、当店での作業はここまでなので
これで完成です。
後の作業はお客様自身が、パテを使い整形をしてから塗装をされるそうです。。。
完成をしたら見せに来てくれるそうなので、
Y様、出来上がりを楽しみにしていますよ!