GPZ900R レーシングラジエター取り付け!
今回は高校からの友人で、
ZX6Rのレース用のラジエターを付けて欲しいとの依頼です。
アッパーカウルは邪魔になるので、
本人に取り外させています。
こちらがレース用ラジエターで
かなり大きく取り付けに辺りクリアランスがあまりないです・・・
まず、どの様にするか相談の上で忘れてはいけないので、
ラジエーターに記載しています。
まずはいらない箇所を切断をして取り除きます。
そして何度も位置の確認をしてからステーを制作します。
ステー制作後に仮で決めた位置に仮溶接をして、
車体に取り付けます。
位置的に大丈夫だったので本溶接をして固定します。
次にファンを取り付ける為のステーを作っていきます。
こちらもギリギリのクリアランスなので、
かなり悩んで、ここしか無いという場所に何度も確認をしながら
ステーを制作します。
ボルト部はステーに溶接で固定します。
そして位置を再度確認して溶接します。
その後下部のステーも制作して溶接しています。
ファンの取り付けが出来たら、
次にラジエーターの下部の取り付けステーを制作します。
こちらもクリアランスがない状態で、
オイルラインやマフラーなどに干渉しない様、微妙に曲げていきます。
干渉が無い様に曲げたら、取り付け部を溶接して取り付けます。
これでとりあえずラジエーターの取り付ける為の作業は終わったので、
次は小物類を作っていきます。
左から、使用しない穴の開いた箇所のメクラ蓋
ファンスイッチのボス
エアー抜き用のボス
これらを溶接して取り付けます。
続いてホースの取り付け部を作っていきます。
左下の箇所は、部品取りで持ってきてもらっていた
ラジエーター切り取ります。
右上のパイプは作り直さないといけないのですが、
都合の良いパイプが無かったので、
丸棒から作っていきます。
こちらの丸棒をパイプ状に加工していきます。
これだけでかなりの時間が掛かったので、
素直にパイプを購入していればと少し後悔・・・
その後、ホース抜け防止の加工をしていきます。
簡易ですが工具を制作して加工をします。
ちょっと不細工ですが、ホースが抜けなければOKと言うことで・・・
そして寸法を測り切断をして位置合わせをします。
位置の確認をして仮溶接後にもう一度確認をして
本溶接をします。
こちらのパイプをラジエーターに溶接をして
最後に水漏れチェックをしたら2箇所から水漏れがしてました・・・
水漏れの補修をした後、
リザーバータンクの取り付け場所を作り、
最後にすべて組み込み、問題が無いか確認をします。
取り付け後に水を入れてエンジンを始動して、
内圧を掛けても水漏れは無かったので、
当店の作業はこれで終了です。
おまけで保護カバー?を、
枠は当店、ネットの切り出しは本人で
こちらはほぼほぼ適当な作りで作りました。
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