ダックスのカスタム車で12インチ用のメーターギアボックスが必要な車両に、

10インチ用のメーターギアボックスが付いていた為、

メーター誤差があり、何とかして欲しいと依頼がありました。

左側に付いているモンキー用でしたら12インチ用が販売されているのですが、

ダックス用はメーターギアボックスが右側に付いているタイプで、

どこのメーカーからも販売されていない為、

取り付け方法が全くちがいますが、

一か八かでフォーサイト用のメーターギアボックスを加工して取り付けをしてみました。

まずはギア自体の厚みを元のギアボックスに合わせる為、旋盤で削っていきます。

今回、初めて四つ爪チャックを使用したのですが、

触れ取りとセンター出しが難しかったです・・・

次にアクスルシャフトの径が10ｍｍに対して

メーターギアボックス側が12ｍｍの径なので、

10ｍｍ径に変更するカラーを作ります。

ドリルの切れが良くないまま使用してしまい、

一部熱が入り過ぎて焼けてしまってます・・・

このカラーをギアボックスに圧入をします。

続いて、メーターギアも厚みがあるので4ｍｍ程

フライスで寸法を合わして加工します。

最後に、ダックスに使用されている取り付け方法に合わせる為、

リテーナー？を作り、

取り付けてみます。

これで理屈上は大丈夫なはずなのですが、

車体に取り付けて実際に走行してみたら、

あからさまにメーター誤差があるので、多分メーター自身（中華製）も
駄目っぽいので、後日ちゃんとしたメーターで実験致します。

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