ドラックスター タンク塗装
いつも仲良くさせてもらっている近所のバイク屋さんから、
ドラックスターのタンクの板金塗装の依頼があり、
色はブラックでと言うことで、早速作業を開始しました。
写真では分かりづらい所はありますが、結構色んな所が凹んでます・・・
まずは、下地作りと凹んでいる箇所の塗料を剥し、
錆ている所は錆が無くなる範囲より大き目に剥します。
(本当は剥離剤等ですべて剥した方がいいみたいですけどね)
凹んでいる=どこかに無理がかかているという事で、
大きく凹んでいる箇所を引っ張り出します。
ちなみにスポット溶接機なんてないので、
金属ハンダでくっつけて引っ張り出しました。
キッチリ付ければ、2,3回は引っ張っても取れないぐらい、
意外と簡単に強力に付きますよ!
そして、板金パテで形を作って、
ポリパテで巣穴を埋めます。
あとは、問題がなければ脱脂した後、
2液型のプラサフを噴き、パテの場所が綺麗に出来ているか
確認をして乾燥させます。
乾燥後に歪み抜きと次の塗装の為、
耐水ペーパーで研ぎ、(冬場の水研ぎは手が冷たく痛くなるので嫌です)
脱脂をして、ウレタンブラック→クリアを塗装をし乾燥させます。
(写真にはまだクリアは塗っていません。)
乾燥後、埃やゴミが付着しているので、
2000番のペーパーでブツ取りと表面を慣らします。
そして最後にポリッシャーで、
3段階にわけて磨き、コンパウンドを洗い流して
点検後問題がなければ終了です!
まだまだ技術も知識も話にならないレベルで、
塗料とスプレーガンの良さに助けられてます・・・
もっともっと技術と知識と広い塗装スペースが欲しい今日この頃です。。。