カタナ1100 スイングアーム修理!
ご無沙汰してます!
決してサボっていた訳ではなく、
ここ数ヶ月あまりの忙しさと(今も忙しいです・・・)
デジカメの調子が悪く写真を撮ってもピントが合わずで、
ブログネタがあっても写真が撮れず、忙しすぎて更新も出来なかった次第です。。。
今回の内容は5月の初め頃の修理で、
ようやく更新が出来ました
今回の内容はカタナ1100のお客様が単独で転倒され、
転倒された時にスイングアームのリアサスの取付溶接部が取れてしまった修理です。
前オーナー様が何処かの鉄工所で溶接をしてもらったらしいのですが、
溶接箇所は全然溶け込んでいなく、今までよく何も無かったなぁっという溶接です。
まず、取付位置の寸法を計ってから溶接部を綺麗に削り、リアサスの溶接部を開先をとり、
バーナーで余熱を与えてから、慎重に溶接をしました。
(左側表面)
(左側裏面)
かなり昔にこの部分は、全周溶接をすると力の逃げ場がなくなり、
よくないと言われた事があったのですが、
色々なカスタムショップ様の溶接部を見ると全周で溶接をしていたので、
ブッシュも入っているという事で今回は全周溶接にしました。
一応お客様に反対側もやり直すか確認をしたところ、
『あの溶接では怖いのでやり直して欲しい』との事で、
反対側もやり直すことにしました。
この頃からデジカメで撮影したらピンボケになったり、ちゃんと撮れたりという感じです
以前の溶接を色々なエアーツールで削り、
深く溶接が溶け込む様に最後にリューターでえぐる様に削っていき溶接しました。
(右側表面)
(右側裏面)
綺麗な溶接ではないですが、以前よりはマシかなぁ?っという溶接ですが、
ちゃんと溶け込んでいるので、取れる事はないと思います。
折角スイングアームを外したので、組み付ける前にピッポト部のベアリングを
綺麗に洗浄してからグリスアップをして取付けてスイングアームの修理は完了です!
その他タンク、カウルの塗装や前周りの修理・加工などは
デジカメの都合上ブログに載せるのは諦めました・・・