今回は当店の常連様で、
当店で購入されたエストレアにSR400用だと思われるアルミバッテリーケースを
取付けて欲しいとの事で、バッテリーケースを持参で依頼されました。


常連様からはスペース的に蓋は開かないと思いますと言うことです。
意外と大きいので、スペース的に蓋が開かないよりもエストレアのフレーム内に
入るのかの方が心配です・・・
まずは、車体側のいらない物をすべて取外し、
バッテリーケースが入るか確認をしてみたのですが、適度に綺麗に納まり、
尚且つバッテリー交換の時に出来るだけ
バッテリーが簡単に取外しが出来る様に考える事1時間・・・
どう頑張っても無理でした
仕方が無いので、多少バッテリーが取り難くなるのはしょうがないと思っていたのですが、
取外し時はケースをスライドさせて動かせれる様にすればと思い、
何とか取付位置は決定しました。
まずはスライドさせる為の取付部のステーを切出し、ピン部を旋盤で作ります。

それを溶接します。

そして、バッテリーケースに溶接します。

取付た状態です。

フレーム側に差込口があってくれたので助かりました
これだけでは固定されないので、固定用にステーを切出します。

それをバッテリーケースの赤丸の位置に溶接をします。

この状態だと、蓋がフレームに当たりほとんど開かないのですが、
スライドさせると何とかバッテリーが取外せるぐらい開く様になりました。
続いて、ケースを上下逆さまにしているのと、バッテリー取付部がSR用なので、
エストレア用にバッテリー取付部を作ります。
こちらも切出し曲げ加工をします。

それを溶接していきます。

そしてケース内に納めた写真を取り忘れました
あとは、配線類をまとめて終わりなのですが、ジャンクションBOX（フューズBOX)の
行き場がなかったので、取付のステーと作り何とか出来上がりです。


続いてオイルキャッチタンクも作りますが、またのちほど